【実体験】万引きをする子供の思考や気持ち
こんにちは!ゆーです。今回は万引きを繰り返す子供の思考や気持ち、原因を4つ、やめられるきっかけとなった親の対策を2つ私の実体験をもとにお話ししていきます。
思考や気持ち、原因
①先輩や友達、兄弟としている
これが1番やめにくい原因でした。自分がやめようと思っても、身の回りの人がしているともう少しだけという気持ちが芽生えてしまいます。また、自分の場合は先輩から万引きの仕方を教わりました。夫婦共に今まで犯罪に手を染めたことがない場合はこの確率が高くなります。行動を観察したり、聞き出したりして親を仲介して縁を切らせるか距離を空けさせましょう。
②なんらかの理由でお金にコンプレックスがある
自分の場合はお小遣いがなく、小学校の頃から外へ行くときにお金は持たせてもらえませんでした。中学生になると、持ってても200〜300円で劣等感により、遊びにいくことも少なくなりました。この環境がコンプレックスを生み出しました。盗んだものを友達に配りコンプレックスを埋めようとしました。万引きをしている最中も罪悪感よりお金へのコンプレックスが勝ってしまいしました。お金を適度に持たせてくれれば万引きをしなかったとは言いませんが、確率は下がったはずです。
③やめられなくなる
慣れてくると、目的のない盗みをするようになりました。お店を変えたり盗む量が増えたりと欲が万引き行為をどんどん悪化させます。とりあえずお店に行きとりあえず盗むといった自分でも意味のわからないことをしてしまうよになります。家はもので溢れかえっていくので外に隠したり友達に預けたりと言った行動をとり始めます。ここまでいくともう自分では制御できません。ばれるまでひたすら盗み続けました。
④知識が増えだす
カメラの配置、ミラー、防犯対策の器具の外し方など悪いことに関する知識が増えていろいろなお店を回るようになります。カメラに映る口の動きにまで敏感になっていました。この頃には罪悪感はなくなり、どうすればバレずに効率よく盗めるかということを1日中考えるようになりました。また、ゲームセンターで人のお金を狙ってバックを盗むという行為も初めました。この時はなにをするにも怯えてしまい、学校で先生に呼び出されるとバレたかと絶望し、別の件で警察官が玄関でお話をしている時も気が気じゃありませんでした。
より的確な情報を求める場合は、ブログをさまようよりも情報量の多い本を読むことをお勧めします。
効果的な対策
①気づいたら問い詰めてお店に謝りに行く
私は親に万引きが気づかれ、一緒に店に謝りに行きました。親がレジで盗んだ分の会計を済ませている時の気持ちは2年たった今でも鮮明に覚えています。「なにをやっているんだろう。」そこで自分が犯してきた罪を初めて認識できました。この親の対応が万引きをやめれた大きなきっかけとなりました。
②児童相談所に相談する
こちらも具体的な対策や、場合によっては子供を引き取って責任を持って教育してくれる場合があるのでおすすめです。
最後に
最初はこの記事を書こうか本当に迷いましたが、子供の万引きで困っている親御さんがリアルな子供の思考や気持ち、行動を知ることで少しでもお役に立てればと思い書きました。お子さんの社会復帰を心から願っております。